東京都品川区大人の初心者のための音楽教室
~音楽のタネを一緒に
蒔き育てましょう~
グレーヌ音楽教室
講師の秋庭ミモザです 🙂
こんにちは!皆さんお元気ですか?楽器演奏がんばっていますか?
今回の記事は、私自身も経験している『大人になってから楽器をやるって大丈夫なのかな?独学ってどう?出来るものなの?』問題をお話します。
え?講師も経験してるってどういうこと?
と思われた方もいるといらっしゃると思いますが、私自身、中学の頃からずっと憧れていた楽器がありました。(機会がありましたら、また別でお話しますね!)
今でも複数の憧れの楽器がありますが、その楽器は1番に憧れていますね。
ここまで音楽知識があるのだから独学なんてラクラクでしょ???とお思いかと思いますが、実は色々とそれなりに苦労があります。 🙄
そんなお話を私の体験を交えて書いていこうと思います。
楽器経験者の他の楽器を独学するのってどうなんだろう?
憧れの楽器は、中学生…2年生くらいでしょうか。(クラッシック)ピアノに飽きてしまった反抗期に、ちょっとした気持ちですが憧れになりました。
その頃は、既にピアノや塾など習い事を沢山していたため、親にも負担はかけられないし…また中学生なのでバイトも出来ないので、色んな面で習うことができませんでした。
本屋さんに行って、なんとなく良さそうな本を選んで買ってみるのですが‥‥‥。
何がなんだか全く分かりませんでした!! 😥
『同じ楽器仲間なのに、なんでここまで違うのか!』
と思って終わってしまいました‥‥。
お年玉を貯めて買った楽器も、押し入れの中へ‥‥。まさにタンスの肥やし…。
それらは、高校に入っても、大学に入っても、開かれることはなく‥‥
結局、ずっとやりませんでした。 買った教則本も経年劣化で焼けて色が変わってしまってます 🙄
今でこそ、見れば何が書かれているか?の理解は簡単に出来るのですが、当時全く分からなかった『苦い感覚』は痛いほど残っています。
完全に『後悔』という言葉に置き換えることができる苦い思い出です 😥
一念発起で、習うことにした結果‥‥
ずっと心の底に渦巻いていたチャレンジしたいという大きな未練を動かすキッカケは、もう単純でした。
『死ぬときに後悔したくない!』と思ったからでした。
もう単純ですよね?シンプルイズベストです。 🙂
万が一、始めたときに、やっぱり向いていないな。無理だな。と思ってしまったら、その時は潔くやめようと思っていました。
でも、1度チャレンジしたので、もしダメだった時でも、長年のモヤモヤは無くなっていたと思うので、多少の未練は残っても、後悔はなかったと思います。
その結果はいかに?
おかげさまで、長年の心の渦は消えました!!それもあっけなくです!
もっと早く習い始めればよかった‥‥。
その後悔は大きいですが、やると決めた自分の勇気は褒めたいと思っています。 🙂
その後の成長は?
なんとか頑張ってくらいついていますが、やはり分からないことが沢山出てきます。
その時は先生に教えてもらっています 。 答えが確実で、時間短縮になっています。
それぞれ楽器の特性や構造は違ってきますので、ピアノが弾ければすべての楽器ができるわけではないことを痛感しました。
更に言うと、ピアノで得た知識が邪魔になることすらあるんです。
びっくりですよね?!
『ピアノが弾けなかった方が上達が早かったかもしれない。』それほどに思うことがあります。
結局、大人の独学は無理なの?
いえいえ、決して無理ではないと思います!!
今は動画配信サービスで有料級の演奏動画もたくさん上がっていますし、教則本も沢山あります。
それらを見ながらじっくりと取り組めば、独学でも全然大丈夫だと思います。一人でもコツコツと取り組めるかどうか?などの、その人それぞれの性格が1番大きい要素だと思います。
- 取り扱い説明書を読むのが好き。苦に思わない
- 自分を客観的に見る事ができる
- コツコツ取り組むのが好き
- 分からない壁にぶつかっても立ち向かえる強い心がある
- 本質を見抜くのが得意
- 研究熱心な方、探求心やこだわりが強い
- 基本的に器用な方である、コツをつかむのが早い
- 自分で答えを探せる人、マメ
- 人から教わるのが嫌い
- 自分の道を進むのが好き
こんな人は独学に向いていますね。つまりこの逆の人は、さっさと先生に習ってしまった方がいいということです。
しかし独学の人でも、音楽の本質というものを本当の意味で学べるか?というと少し難しいかもしれません。
動画配信サービスや教則本というのは『単方向』のものなので、自分が正しく学べているのか?ちょっとした疑問を聞けない、自分が本当に知りたい所が知ることが困難。というデメリットもあります。
また、義務教育でしっかり学んだよ!という方でも、音楽の先生によっては加減も違うでしょうし、時代も違うかもしれません。
なので、本来の音楽の知識(本質の部分)も一緒に独りで学ばないといけなくなります。
その楽器だけを学ぶ。というより、音楽の入り口を確認して間違い少なく進む‥‥。というのは、なかなか大変だなぁ~と思います。
そしてもし、自分が勘違いして覚えてしまったことの修正や気づきというのは、独学で取り払うのは、さらに大変だと思います。
なので私が完全にオススメなのは、最初だけ習う。(自信がついたら独学へ)特に時間のない大人の方には、このやり方を推奨しますよ 🙂
まとめ
いかがでしたでしょうか?参考になることはありましたでしょうか?
あくまでも私の場合になりますが、まだ幼き中学生の時(音大に進むなんて全く考えていなかった時期)の完全なる独学は無理でした。
その後、音大に進むための知識や練習などで音楽の見聞を広げていき、音楽の根本や仕組みやルールなどを学ぶことによって、独学も可能になりました。
先生に習う=なかなかやめづらい感じになってしまう…と思って一歩進めない人も少なくないようですが、習う期間を決めてしまうのも一つの手ですよ。
グレーヌ音楽教室では、開始時にしっかりとお話を聞いて、最終目標、長期目標、短期目標を決めていきます。
そして随時1曲完成した&短期目標をクリアした時点で、生徒さんに進みたい方向性を聞いています。
そのゴールは皆さんそれぞれ違いますので、3か月で目標達成する方もいれば、1年、3年、5年と目標を達成、目標更新される方もいらっしゃいます。
あくまでも音楽を楽しみ、演奏することが大事なので、ゴールしなくてもいいです。
まずは私のように、心の底に演奏への未練がある方は一歩踏み出してみてほしいなと思います 😀
只今、グレーヌ音楽教室では生徒さん募集中です☆
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