音楽のタネをまきましょう♪
品川区ウクレレ・ピアノ・カシオキーボード・マリンバ教室
引き続き、2025年秋に行った「大人の生徒さんの弾きあい会」の演奏の様子をお届けします。
生徒Iさん2曲目の挑戦です。いや~大変良く頑張りました!カノンとテイストは同じ雰囲気がありますが、左手がずっと動く+手の跳躍がたくさんあります。
他の生徒さんたちにも評判良く、とても綺麗に弾けていると思います♪
passacaglia ピアノソロ
パッサカリア 楽曲紹介・解説
ヨハン・ハルヴォルセン作曲
《パッサカリア(ヘンデルの主題による)》
ノルウェーの作曲家・指揮者ヨハン・ハルヴォルセン(1864–1935)が作った
ヴァイオリンとチェロ(またはヴィオラ)によるデュオのための超絶技巧作品で、
ヘンデルの鍵盤作品「パッサカイユ(HWV432)」の主題を素材として再構成したものです。
ハルヴォルセンはロマン派後期の作曲家で、オーケストラ作品や劇音楽で知られますが、
このパッサカリアは 原曲の主題を大胆に編み直し、室内楽の名曲へと昇華した点が特色です。
単なるトランスクリプションではなく、
二重奏の限られた音域でオーケストラ的厚みとダイナミズムを創出
音楽的語法はロマン派のドラマ性と輝かしさが前面に出る
原曲の和声と旋律構造を尊重しつつ、全く新しい技巧的作品となっている
そのため、しばしばヘンデルよりも「ハルヴォルセンのパッサカリア」として知られています。
主題は4小節の和声進行を基礎とし、これが オスティナート的に繰り返されるパッサカリア形式です。
バイオリン・チェロの二重奏も有名ですが、こちらは圧倒的に情熱的で演奏速度も速いです。ピアノの演奏とは分けて聞いた方がいいかもしれませんね。
ピアノでの演奏も情熱的であってもかまいませんが、テンポをあまりルバートしすぎたりせず、ある程度淡々と演奏した方が内に秘めた情熱が伝わるかと思います。
ぜひ興味をもった方は、演奏してみてくださいね。