音楽のタネをまきましょう♪
品川区ウクレレ・ピアノ・カシオキーボード・マリンバ教室
引き続き、2025年秋に行った「大人の生徒さんの弾きあい会」の演奏の様子をお届けします。
ピアノの生徒さんIさんです。ピアノ男子という言葉は、ちょっと時代遅れになってきたでしょうか・・・
前回の弾きあい会を2年前に行ったのですが、その時も参加していただいているおひとりです。その時の演奏は残っていないのですが、かなり成長されています。
ピアノ歴は3年弱ぐらいになりますが、ここまで演奏できるとなると、これから始める方も励みになるのではないでしょうか。
パッフェルベルのカノン ピアノソロ
パッフェルベルのカノン 楽曲紹介・解説
ヨハン・パッヘルベル(Johann Pachelbel)が残した代表作
『3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調(Canon and Gigue for 3 Violins and Basso Continuo in D major)』は、バロック音楽の中でも特に多くの人に愛される名曲です。
一般に「パッフェルベルのカノン」として親しまれていますが、実はカノンとジーグの2部構成で成り立つ作品であり、その全体像を知るとより深く魅力を味わうことができます。
1. 曲の構成:カノンとは?
● カノン(Canon)
追いかけっこ”のように同じ旋律をずらして奏でる作曲技法です。
この作品では3つのヴァイオリンがゆっくりと重なるように同じフレーズを追いかけ、穏やかで透明感のある響きを生み出します。
伴奏を支えるのは通奏低音(Basso Continuo)で、チェロやコントラバス、チェンバロなどが和声の土台となり、全体の安定感をつくり出します。
2. なぜこんなに人気なのか?
● 心地よい8つのコード進行
カノン部分に登場する8小節の和音進行は、現代のポップスにも頻繁に引用されるほど普遍的で聴きやすい構造です。
繰り返しの安心感と、旋律が少しずつ変化していく楽しさが、現代でも多くの人の心をつかみ続けています。
CMや結婚式でも良く使用されるほどに長く愛されています。
「清らかさ」「静かな感動」「上品さ」を感じさせる曲調は、ウェディングシーンにぴったりな雰囲気。
また、映画やドラマの“感動的な場面”にもしばしば使われ、クラシックの枠を超えて文化的な影響力を持つようになりました。
Iさんもこの曲が大好きで、この曲は一生かけてブラッシュアップしていくそうですよ。素敵ですね!