東京都品川区 初心者のための
ピアノ・カシオキーボード・ウクレレ音楽教室
~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~
グレーヌ音楽教室
講師の秋庭ミモザです 🙂
今日から新年度、4月1日ですね!そして随分と暖かくなりました。
心機一転、新しいことや新しい職場が学校などなどで心ウキウキドキドキの人も多いのかと思います。そのフレッシュな緊張感は最初しか味わえませんので、ぜひ楽しんでくださいね! 😄
今回は、楽器演奏を始めたのだけどどうも練習がはかどらない‥‥自分は根本的に『練習が嫌い』なんじゃないかな?という気持ちでお悩みの方に向け、少しでも解決のお手伝いをさせていただこうと思います。
またこれから楽器演奏を始める方にも参考になるので、読んでみてくださいね。
練習が嫌い!? その原因は?
楽器演奏を習得するには、やはり練習あるのみです。量や質などに差があったとしても、それなりに『楽器が出来る・楽器演奏が趣味』と人に言えるレベルになるには、まあまあの練習量が必要です。
『そうは分かっているけど、どうしても練習したくないんですよね~』と思ってしまったそこのあなた!!!
気持ち、わかります。私も練習嫌いです。やらなくていいのであればやりたくないです…。でもそうは行かないですよね?😅
では、なんで『練習が嫌いなの?』か?をタイプ・原因別に説明します。
➀繰り返し(反復)が嫌い
私もInstagramなどで『ニガテな部分を10回繰り返しましょう』などと言っていたりします。その練習自体が嫌いな人もいるかと思います。
『単純な作業が嫌い。繰り返すと眠くなる』などなどでしょうか。
私は単純繰り返し作業が嫌いではないのでこの練習自体は嫌ではないのですが、どちらかというと
『出来るようになるまでには繰り返さないと出来るようにならなかった』と言った方が正しいでしょう。
10回。と言っていますが、ニガテで難しい箇所は10回では出来るようになりません。(断言)
ここはマッチョな考えになりますが、10回やって出来ないのなら100回、100回でもダメなら500回…。ということになるのですが、ニガテな部分を克服するには時間も必要です。
毎日嫌でも10回やる、と決めて私は取り組んでいます。それが上手になった頃にはその箇所は嫌いではなくなっている。という結果が待っています。
お子さんとかは、10回弾くものツラいかもしれませんね。親御さんが上手にコントロールしてみてあげてください。
解決法⇨毎日10回、出来ても出来なくてもその箇所をやる。と決める。ご褒美があるとやる気もup?
➁曲が面白くない
これは習っていると先生からの課題が出された場合のあるあるですね。特に子供のクラッシックピアノなどは日常茶飯事ではないでしょうか。
大人でも知らない曲をやるのを嫌う方もいらっしゃいます。人間は知らないこと=嫌い(苦手意識)をもつものです。食わず嫌いの場合もあります。
知らない人のことは、話していても面白くないですよね?まずはその人を知ることをするように、曲も色々と知りましょう。
曲を聴く、作曲者などを調べる、バックグラウンドを調べる、演奏者、アレンジがあればアレンジされた曲・・・・多くの角度から知ると、曲を好きになって練習も楽しくなります。
お子さんは耳馴染みのよい童謡などをたまにはさんであげるといいと思います。アニメでもいいのですが、ちょっと難しかったりしますのでレベルの確認は必要です。
また楽器演奏自体が面白い!と思えるほどのレベルになると、どんな曲でも楽しく演奏できるようになりますよ。そこまでがんばりましょう~!
解決法⇨曲がつまらないと思ったら、まずは曲を知ろう。それでもダメならその曲はご縁が無かった、ということでやめましょう。
③分からないことが分からない(練習方法など)
練習というのは闇雲にやれば上手になるわけではないんですね。なので、自分がやるべきこと=解決に向けて練習するべきなのですが、自分が分からないことがあると不安になって練習もはかどりません。
そして自分が『一体何が自分は分かっていて、何が分からないのか?』ということすらも迷ってしまいます。こうなると暗中模索、独りでの解決は難しくなります。
その場合は、紙に自分が何が出来て、何ができないのか?を書きだしてみましょう。客観的に見る事が大切です。それでも分からない場合は先生に習った方がいいと思います。
解決策⇨紙に書きだして、客観的に見つめよう。
④やる気が出ない
これは色々と原因があると思います。上記の3つが全て降りかかっていることもありますし、仕事や育児、体調などでも変わってきます。
体調がよくない時は、良くなることに尽力してくださいね!健康第一ですので。
では、それ以外であなたにとって何があればやる気が出ますでしょうか?物理的なご褒美?人前での演奏?身内や知人に褒められること?成功体験?
これは人それぞれだと思いますが、私の意見としては発表会や人前での演奏をセッティングしてしまって、無理矢理にでもやる気をおぜん立てする方法です。
やる気をだす、というより出さないと恥をかく、迷惑をかけるなど、自分のために。ではなく他人のために練習をする、ということになります。
若干の荒治療となりますが、音楽の世界には『100回の練習より1回の本番』という言葉があるくらい、威力は絶大です。お子さまのピアノ発表会などはこれに当たります。わりとおすすめですよ。
ただし、この方法は自分のためではないので、燃え尽き症候群になったり大きく失敗してしまった時にトラウマになったりしますので、少し注意してくださいね。
お子様の場合は、ゲームなどの誘惑が多いですかね。無理に取り上げるのは逆効果なので、ゲームの前に15分練習してから…とルーティーン化するといいと思います。
最近の傾向としては、夕方以降は塾や他の習い事に忙しいので、学校に行く前10分とかやっている小学生も多いみたいです。悪くないルーティーンかもしれませんね。
解決策⇨発表会などに出て練習をしなくてはいけない状況に追い込む
⑤出来ない自分が嫌
あまりこういう人はいないかもしれませんが‥‥たまに人と比べる人がいて、そういうことを口走る方がいらっしゃいます。
『あの人は結構できるのに、自分は出来ない』『なんで皆、普通に出来るの?』などです。そういった心理から練習してもムダよね~という気持ちになってしまう、ちょっと落ち込むような気持になってしまう方もいます。
大前提ですが、まずは人と比べないこと。です。人と比べたくなる気持ちは分かるのですが、比べた所で根本的解決にはならないからです。落ち込むだけです。メリットはありません。
そして人は努力を見せない、努力を自慢する人は案外少ないと思います。なので、出来る人はそれなりに練習時間を確保していたり、努力をしているものです。
例えばですが、楽器に触れることだけが練習だと思っている人がいますが、音楽を聴くことも練習の1つです。または音符を読むだけ、とか歌をうたう(音程をしっかりとって)だけ、メロディーを歌うのだって楽器演奏には必要です。
楽器演奏が上手な人は、すき間時間の、楽器に触れていない時にも何かしら音楽を意識して生活している人が多いです。
自分は人より出来ないな~と感じている人は、生活の中にもっと音楽をとり入れてみましょう。そして自分は『ここまで努力してるから!!』と言えるくらいやってみてください。そうすると、人と比べることもしなくなりますよ!
お子さんの場合は、親御さんから『比べても意味ないよ』と言うことを説明してあげてください。もちろん、親御さんが他の子供さんと比べてしまうということもしないようにしてくださいね。
解決策⇨生活の中に音楽をもっと取り入れる(音楽を沢山聴く、譜面を読む、イメトレするなど)
⑥基礎練習がひたすら嫌い
これはお子さんや小さい頃に楽器を習っていた人などは、思ってしまうかもしれませんね。でもね…基礎練習はやった方が上達は早いです。
でも、プロになるわけでもないので、やりたくない場合はやらなくてもいいかと思います。普通に曲を練習するだけでもいいと思います。
ただ、曲をやっているとどうしてもこういう奏法が必要になる!という場面が出てきます。その時に必要な基礎練習をとり入れればいいと思います。必要最低限。特に大人の人は弾きたい曲も決まってくるのでその都度でいいでしょう。
お子さんの場合は‥‥面白くないんですが、将来のためにもやっておいた方が良いとは思うので、何かご褒美シールとか、100回弾いたら好きなお菓子を食べる、とかがいいですかね。ここは大人と子供では全然違ってきます。
解決策⇨趣味の人はやらなくてもok。必要最低限。
まとめ
いかがでしたでしょうか?原因と解決策で書いてみましたが、参考になったでしょうか?
こうして書いてはみたものの、やはり練習は大切で上達には必要不可欠です…。なので楽しく練習できるように、ご自身で工夫されるのが1番です。
私はご褒美方式をとることが多いですかね。練習したら〇〇する!みたいなものです。小さいことでもいいのですが、自分が嬉しくなることを設定していますよ。
また目標がハッキリしていないと練習にも身が入らないので、1年後はこの曲、5年後はこの曲、10年後…と段階的な目標があるといいですね。少し低めの設定でokです。これを機に考えてみてはいかがでしょうか。
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