東京都品川区大人の超初心者のための
ピアノ・キーボード・ウクレレ音楽教室
~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~
グレーヌ音楽教室
講師の秋庭ミモザです 🙂
9月に入り、都内にも急なゲリラ豪雨がありますね。私も楽器の準備をしている時に1度、襲われてケースがぬれてしまいました… 😥
その後も、すっきりしない天気で部屋の湿度計が85%!!!を叩きだしていたのには、かなり驚きましたが、急いでクーラーを入れました。
電子キーボードは大丈夫ですが、ピアノやウクレレにとって湿度は大敵です!50%の湿度の快適な状況を心がけてくださいね。
そして今回は、この湿気対策も非常に過敏になってしまいそうな『ハイエンドウクレレ』ブランドのご紹介をいたします。
前回は、中級の方が2台目欲しくなったとき、価格帯として適当であろう5~10万くらいのウクレレブランド(コンサートサイズ)をご紹介いたしました。
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ウクレレ中級者になったら弾いてみたい! おすすめブランド4選
東京都品川区大人の超初心者のための ピアノ・キーボード・ウクレレ音楽教室 ~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~ グレーヌ音楽教室 講師の秋庭ミモザです 🙂 2020年の8月も猛暑でしたねぇ ...
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ウクレレ歴も長くなってきて、頑張った自分へのご褒美として。また、音楽人生を一生一緒にするに値する相方になるであろうハイエンドなウクレレブランドを手にしてみたい!そんな気持ちになった方にむけての記事となります。
ウクレレ上級者になったら1台は欲しい! 高級ウクレレおすすめブランド
高級(上級者向け?)ウクレレといったら、条件としては
●ハワイ製か日本製
●個人ビルダーさんの作成またはオーダーメイド
となります。
最近は中国製のウクレレも上質なものが増えていますが、上記の条件は現段階では外せないのではと思います。
またハイエンドと言いましても、探せば100万円越え!!!!!!なんていうウクレレもあります。
しかし、あまり現実的ではない…と言いますか、100万円までいくと、楽器そのものの機能+装飾代だったり、手に入りにくい木材代だったり・・・。デットストックなウクレレですと、100万円のほとんどが、なにかしらのオプション代だったりもします。
そんな特別なこだわりがない場合で、一般的に高いけど、頑張れば手が届く範囲であって、趣味の中での購入。と決めた際に、ソプラノは15万前後~20万、コンサートは20万前後~30万、テナーは25万~40万から探してみるといいかと思います。
こちらの金額は、個人ビルダーさんが『何も装飾していない状態のウクレレを製造・販売する時の最低価格の平均値』から算出しました。※あくまでも平均値です。
この最低価格の平均値に、ビルダーさんにお願いして、インレーやボディーへの装飾、文字入れなどをお願いしていくと、段々と値段があがっていく感じです。
ですので、かなりの広範囲の値段になりますが、中級者向けが10万まで。としていましたので、ここでは15万前後~を主に扱うブランドをハイエンドなブランドをさせていただきます。
KAMAKA(カマカ)
ウクレレといえば、カマカ。というほど、有名なブランドです。1916年からの古い歴史のあるカマカ社は、有名プレイヤーも多く使用しています。
ウクレレプレイヤーのジェイク・シマブクロさんが愛用しているので、その音色からのファンも多いかと思いますが、それ以前に楽器に対する製造への情熱もハンパではありません!購入しても、決して後悔はないでしょう。
価格は、10万円を切ることはないかと思います。中古等で出会った場合は、状態にもよりますが、結構ラッキーかもしれません。ぜひその場で弾いてみましょう。
KoAloha(コアロハ)
コアロハも有名ブランドですね。カマカが1916年創業ですが、コアロハは1994年とまだまだ若いブランドです。しかし、若いブランドにして、老舗のカマカと肩を並べているのはすごいですね。
創業者のアルヴィン・オカミさんの記事
ネットを検索していると、カマカとコアロハを比較しているサイトや、コアロハが壊れやすいなどという検索結果も上がってきます。
カマカと比較されやすく、前衛的なことに挑戦しているが故にネガティブなことを書かれていたりしますが、音はやはり良いようです。
また、アルヴィンさんが新しいウクレレブランド『Papaloha』を立ち上げています。スプルースとパインを組み合わせ、新しい木材を使用してウクレレ界のストラディバリウスを発明したそうです 🙂
こちらも1度、弾いてみたいものです。出会ったら弾いてくださいね。
Kanile’a(カニレア)心躍る音色という意味
ハワイ、オアフ島カネオヘに工房を構え、1998年創業のウクレレメーカーです。まさに3大『K』ウクレレブランドの1つとして君臨し、人気があります。
外見の特徴として、トラ目といわれる木目がとても綺麗です。
ウクレレにはめずらしく、ブリッジにピンを使用していたり「テイラー」社と提携して最新の塗装技術をとり入れたりしていますので、ギターをやっている人には親近感があるウクレレになりそうですね。
そんなことを証明するかのように、ギターを演奏しているけどウクレレもやる、という方のレビューも多く、こんな記事もありました。
ここまで記事を書いていて、1番弾いてみたいな~と思ったのがカニレアですね。音が軽快で最初からよく鳴る。というのは、すごく魅力的です。カマカは最初、あまり鳴らないようなことも書いてある記事もありますね。ふむ。。。
ただ、女性と男性では絶対に感覚が違うので、やっぱり全部弾いてみたいです。
以上、この3大『K』ウクレレハワイブランドは、候補に入れてほしいな。と思います。
G-Strings(ジーストリングス)
上記で3大ハワイメーカと書きましたが、本来は、このG-Stringsがカニレアではなく、3大ハワイメーカーだそうです。現在はアメリカで生産されているようです。
ウクレレのシルエットで特徴的なのが、サウンドホールに何かしらの装飾がほどこされているのが多い点でしょうか。太陽の炎(sunデザイン)が情熱的で、激しめの曲を演奏するときに使ってみたいです。
凄腕プレイヤーのジェームズ・ヒルのシグネチャーモデルなどを製作しています。
全体的に高価なウクレレが多いような気がします。(20万前後)カマカの次に高いかもしれませんね。
代表者のデレク・シミズさんのインタビューがありますので、こちらも読んでみてください。
G-ストリングスのレビューなどがあまりないのですが、総じて高評価(弾きやすい・ネックが握りやすいなど)が多いです。壊れやすいとかもありませんでした。あるとすれば、手に入りにくい。高価で手が出ない。などでした。
こちらも候補に入れていきたいブランドではありますね。
個人ビルダー(カスタムオーダーも可能)さん
一生に一本。自分のために自分だけのウクレレを持つ。そんな夢みたいなこともできる個人ビルダーさん作のウクレレ(工房)をご紹介いたします。
日本国内、ネットにも検索が出ない工房もあるかと思いますが、一般的に有名で楽器屋さんでも手に入る有名ビルダーさんを中心にご紹介いたします。
楽器屋さんで、ビルダーさんの作品を弾いてみてオーダーするもよし。好きなプレイヤーさんの楽器から、ビルダーさんを探してみてもよし。です。私もいつかは・・・と思います。 🙂
Seilen(セイレン)
2020年10月に、蓼科へ工房を引っ越し予定のSeilen工房さんです。
以前はT'sウクレレというブランドも制作していましたが、人手不足のためにSeilenと1つにまとめたそうです。
新作としてのT'sウクレレは今後発売されることはありませんが、Seilenの方にその技術は引き継がれ、愛されていくことでしょう。
オーダーメイドの場合は約1年待ちということですので、お金を貯めてから。というより、先にオーダーして1年後までに貯金しておく。というのがよさそうですね。
占部(うらべ)弦楽器製作所
京都に工房を構える占部製作所さんです。ウクレレプレイヤーの名渡山遼さんも愛用(名渡山さんは自分でウクレレを作成されます!)のウクレレですが、ヘッドの○△□のインレーがとても印象的です。
こちらの工房も、オーダーカスタム可能なようです。ベースになる木材を選んでカスタムしていくようで、HPにも価格表がありますので、ご自身でカスタムしていくのも楽しそうです。
M’s CRAFT
埼玉県にあるウクレレ工房です。とにかく個性的なウクレレを「これでもか!」というほどに、作ってくれそうな工房です。
制作者のおひとりが、ジュエリーデザイナーの技術をお持ちのようで、デザインももちろんのこと、カービング技術を使って、綺麗に掘ってくれるようです。ぜひギャラリーからのぞいてみてください。
タカハシウクレレ工房
横浜市にあるタカハシウクレレ工房さんは、ご自宅と工房が一緒になっている、こじんまりとした工房のようです。
こちらもまた個性的なウクレレで、泣きホクロのようなサブサウンドホールが特徴的で素敵です。また13個のこだわりがあり、HPにも丁寧に解説されています。読んでいくと、女性でもかなり弾きやすいのでは?と思えるこだわりが多いです。うん、気になる。
予約は1年まち・・・。こちらも待つ価値はありそうです。
その他の工房
まだまだ紹介しきれていない工房も多いのですが、こちらの記事にいくつか工房が書かれていました。よかったら見てみてください。
まとめ
こうして書いていると、本当に色んなウクレレがあって、いっぱい欲しくなってしまいました。まさにウクレレ沼にハマってしまいますね。
そして、ハワイに製作所があるカマカなども魅力的ですが、私個人的な感想は、日本のビルダーさんが日本人向けに作ってくれているであろう工房のウクレレが1番気になりました。
おそらく、木材とかも日本の気候にあったものだと思われますし、何より日本人の丁寧さやこだわりを感じられるのではないか?と思いました。
いつかは、ハワイの3大Kブランドを1台。日本の個人ビルダーさんで1台。(人生一生に1台じゃないですね、これでは)手にしたいな~と。贅沢な悩みです。
ぜひウクレレが上手になって自分にご褒美のウクレレを購入する時は参考にしてみてくださいね。
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