東京都品川区大人の超初心者のための
ピアノ・キーボード・ウクレレ音楽教室
~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~
グレーヌ音楽教室
講師の秋庭ミモザです 🙂
じめじめと思えば、今日はなんだかひんやり。そして局地的豪雨で、駅前浸水などが起こってしまったようでした😫
コロナも落ちついたわけではないので、自然災害にも気をかけたいところです。
備えあれば憂いなし。私もこの機会に、家の災害グッズなども見直しましたので、ぜひまだの方はいろいろと見てみてくださいね 🙋♀️
今回の記事は『カシオキーボードでもおなじみの光る鍵盤、光ナビゲーションのある楽器について』です。
おそらく初心者の方は、光ナビの機能が気になっていると思いますので、講師の立場からお話していこうと思います。
光る楽器は初心者向き? 光ナビゲーション機能とは?
カシオキーボードではもうかなり浸透している機能『光ナビゲーションキーボードLKシリーズ』ですが、なんと30年ほどの歴史があります。結構古いです。
30年の歴史があるということは、それだけ世の中で支持されていて売れている商品だということが言えるかと思います。
ちなみに、こちらがカシオ電子楽器40周年の記念サイトです。click!
LKシリーズに関してはこちらのWikipediaを読んでいただくとしまして、最初は子供向け?に開発されたようです。
その後CTK-520Lが販売され、その後多くの改良を経て標準機能としたLKシリーズが出たようです。
引用:カシオ電子40周年記念
詳しくは書かれていませんが1号機の説明を読むかぎり、楽器経験のない方でもすぐに演奏の楽しさを感じられる。とあるので、初心者向きの商品だといえます。
では、実際はどうなのか?本当に初心者向きなのか?をひも解いていきます。
初心者向けの光ナビゲーションの役目・出来ることとは?
実は私はこちらの光鍵盤の機種のキーボードは、現段階ではもっていません。機会があれば、1台購入してみてもいいかな?と思っている反面、演奏できる身としては必要がない気もしています。
1度量販店の展示の楽器に触れることがありましたが、自分の所有しているCTX-3000の操作を知っていると、特に迷うこともなくサクサクと演奏することが出来ました。
また反対に『鍵盤楽器?楽器演奏?全くわかりません!!!』という初心者前の入門の方には、この機種でも出来るようになるか‥‥は不明です。ドの位置も分からない。指変えがある曲になると頭が真っ白になってしまう方は、最初から先生に習いましょう。
では、キーボード入門~初心者の方が欲しい情報として結局何ができるのか?というのを詳細に書いていきます。
①光鍵盤を押すだけで演奏できた気分になれる
指1本で赤く光る鍵盤をとりあえず押していけば、そのメロディーが流れます。またリズムなども待ってくれますし、指番号も言ってくれるので指1本からの卒業も独学で可能です。
モチベーションもあがるかと思いますので、挫折しにくいと感じますがいかがでしょう。
②タブレット接続が可能なのでゲーム感覚で学べる
USB接続で専用アプリ「ソングバンクプラス」をつなげると、音ゲー感覚で学ぶことができます。
この動画の方は、すらすら指が動いてますね・・・・ここまで弾けたら初心者ではない・・・ですね😓
音ゲー感覚で取り組めるので、ゲームクリアするのが好きな人にはよい方法ですね。毎日の習慣化にするにはよいアプリかと思います。
③今、流行りの人気曲~クラッシック曲まで習得が目指せる
人気曲に関しては、その時代を沸かせた曲が入るので販売機種によって違います。定番のクラッシックなどは、ほとんど変わりませんので老若男女問わずチャレンジできると思います。
詳しくは、価格マガジンさんのサイトに記事があるので、参考にしてほしいと思います。
初心者向けの光ナビゲーションのデメリット・気を付けることは?
では、ここまで至れり尽くせりの光ナビゲーションですがデメリットはないのでしょうか?
デメリットの情報などは、なかなか講師の耳に入ってこないので完全想像になってしまいますが、少しでも参考になればと思います。
①鍵盤の場所を覚えるのに苦労する可能性がある
光る鍵盤の場所を追って押していくので、光っていない鍵盤を弾くことができるのだろうか?と思ってしまいます。
黒鍵と白鍵の場所をおぼえてドレミ……の場所を適宜覚える努力は必要不可欠ですので、その練習も併用してください。
②楽譜を読む力がつかない可能性がある
こちらも①と重なりますが、鍵盤のドレミの位置と譜面との関係を理解し、連動させていかないと光らないと鍵盤楽器が弾けない状態になってしまうかもしれません。
耳コピという方法もありますが、もし『いろんな譜面を簡単なものでも読めるようになって、演奏も楽しみたい』という場合は、早々に赤いナビは消した方がいいです。
鍵盤楽器をカシオキーボードを通して楽しむあなたの目的で、ここは決まるかと思います。
③タブレットアプリがないと弾けない可能性
タブレットでゲーム感覚で習得するのはすごくイイと思うのですが、やはりこの音ゲーからいつかは卒業しないといけません。
その音ゲーの本来の目的を忘れずにいないと音ゲーをすることが目的になってしまうと、鍵盤楽器としては演奏できない状態になってしまいます。
ですので、こちらも音ゲーでマスターしたらなるべく音ゲー状態から脱出しましょう。
ウクレレの光ナビシステム『ポピュレレ』について
実は最近ですが、ウクレレにもこのような光で指を案内するものがあることを知りました。
ポピュレレといいます。最近はポピュレレ2という後継機も出ているようです。
引用:島村楽器
写真で分かると思いますが指板の部分が光っているので、キーボードと同じ役目で指のガイドとして光っています。
またこちらも同じく、専用アプリ連動できるので独学やチューニングなどの初歩につまづきやすい部分のフォローは出来ると思います。
こちらは実際に触ってことがないので、なんとも言い切れないですが・・・
結局、ウクレレは指板の部分を見ないで演奏するのが普通であり、光ナビはずっと見ていくものではありません。
ただ、最初に関しては「TAB譜か分からない」「チューニングってどうやるの?」レベルの初心者さんにはよいかもしれません。
また光ナビに頼ってしまうと、コードの形を覚えることができるのかどうか???がとても疑問に思えます。こちらもなるべく早い段階で光ナビを切って練習することをおすすめします。
普通のウクレレとして使う時の音色やボディーの重さ(電子部品が入っている分、思いはず)って、どうなんでしょう。やはり実際に弾いてみないとです。
こちらもまた音ゲー感覚でできそうですし、動画を観る限りですとアプリも優秀そうですね。
ポピュレレのサイトも貼っておきますね。click!
まとめ
カシオの光ナビゲーションにしてもウクレレのポピュレレにしても、楽器入門~初心者の方には、よい指南書になると感じます。
- とにかく楽器を弾いてみたい(手段選ばず)
- ゲーム感覚で習得したい
- 譜面が読めないけど、なんとか演奏してみたい
- 独学でやってみたい、試したい
という方には、最初の選択肢として入れても良いと思いました。
しかし講師側からアドバイスすると、ずっと光ナビに頼って演奏していくわけにもいかないので少しでも指が慣れたら光ナビは切って、楽器演奏の習得を目指してほしいな。と思います。
例えばですが、この光ナビを『1年間だけ使用する』とか『新曲をマスターする際、使っていいのは5回まで』とか、何かしらの目標(くぎり)を付けた方がいいかもしれません。
つまり、両楽器ともに【だらだらと使いつづけるものではない】ということです。あくまでもキーボード&ウクレレを(比較的苦労せず)スタートさせるための補助物であって、勝手に上達させてくれる・簡単に上級者にさせてくれるものではない。ということは誤解されぬようにしてくださいね。
また、それぞれの機能がありますし安い値段でもありませんので、しっかり自分の目標と照らし合わせて決めてほしいと思います。
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