東京都品川区大人の超初心者のための
ピアノ・キーボード・ウクレレ音楽教室
~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~
グレーヌ音楽教室
講師の秋庭ミモザです 🙂
緊急事態宣言が解除された次の日の今日ですが、街には活気が戻ってきましたね。
近所の学校には、生徒の声も聞こえるようになって、日常を感じました。
リモートワークで在宅勤務だった方々も、少しずつ出勤体制に戻っていくのでしょうか。
引き続きお互いにコロナには気を付けていきたいですね。
今日は、ウクレレ初心者の方がウクレレを購入した後に確認しておいてほしいことを、個人的な内容になりますが、つらつらと書いていきます。
初心者向け ウクレレを買った後に確認しておきたいこと
前回は、ネットでウクレレを購入する是非に絡めて、オススメのウクレレやお店をご紹介いたしました。
-
【2020年度版】ウクレレを始めたい人向けの購入ガイド 基本編
こちらの記事は一部アフェイリエイトを使用しております。 東京都品川区大人の超初心者のための ピアノ・キーボード・ウクレレ音楽教室 ~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~ グレーヌ音楽教室 講師の秋庭ミ ...
続きを見る
ネットで購入した場合は、お店の方の検品はあれど、直接会話があっての購入ではないのでアドバイスなども一切ありません。
ですので、ここからご自身で確認してほしいこと~最初の1~2か月でマスターしてほしいことを書いていきます。
ウクレレを買った後に確認しておきたいこと ボディー編
これは、買ってすぐ~数週間の間に、練習をしながら確認してほしい事項です。もし該当することがあったら、楽器屋さんに相談するか、購入したお店に問い合わせをしてみてください。
①チューニングするペグが安定しているかどうか?
チューニングする部分のねじ部分を『ペグ』と言いますが、こちらのネジの状態は安定しているでしょうか?
『弦を巻いているとすぐに戻ってしまい、チューニングが狂ってしまう』『あきらかに巻かなければいけないのに、ペグが動かない』『ピキピキいって、木が割れるんじゃないか・・・と心配になる』などなど、ウクレレを弾く準備が出来ない状態は、よろしくありません。
ペグ部分のネジをドライバーで回して締めたり緩めたりして対応するのですが、初心者では加減がわかりにくいです。
そして初心者でも明らかに『これ、おかしいよね』というものは、初期不良の場合があるかと思います。
ウクレレが壊れないうちに、楽器屋さんでメンテナンスに出すなりするのがいいです。
また、ネットなどで購入したばかりのウクレレは、弦がかなりゆるい状態で届きます。
ピンと張った状態で配送すると、万が一ではありますが割れてしまったりする可能性があるからです!
4点固定の法則(1か所を一気にしめるのではなく、徐々に&均等に)にそって、ある程度をしめたらチューナーをつけ音を整えていってください。
②ボディーの割れがないか?
これもしっかり検品をしてくれているお店であれば、基本的にはないと思うのですが、ボディーの割れがないかを確認します。
特に木目に沿って割れている場合は、どんどん『縦割れ』していくので、修理が必要です。
単板(1枚の板)で作られたウクレレは特に繊細なので、運搬途中でちょっとした衝撃で割れてしまう(これも梱包次第ですが)ことも可能性ゼロではありませんので、確認しましょう。
また、角が欠けているものもちょっと心配です。こちらは、ちょっと欠けている・ささくれ立っている程度でしたらよいですが、明らかに割れて欠けている場合は、返品してもいいかもしれません。
③フレットの『バリ』は綺麗かどうか
フレットのバリというのは、指板にのっかっている鉄の部分がガザガザしていないか?という意味です。
これはまあまあ高価なウクレレでもたまにあることで、木の湿気状態で、指板が縮んでしまいフレットが向きだしてしまうこともあります。
演奏できなくもないのですが、指を横にスライドさせたときにちょっと痛いです。最悪の場合は血が出てしまうかもしれません。
その場合は、このバリをお店で削ってもらう・自分で削るなどの選択肢がありますが、初心者の方はお店の方にお願いした方がいいです。
④弦の状態に問題はないか?
こちらは、滅多にないことかと思いますが、張られていた弦の状態が『明らかによくない』と感じることがあれば、交換してみましょう。
ヘンにボコボコしている、ペグもしっかりしているのになぜが弦がたわむ、またはその逆など、不安なことがあれば、楽器屋さんでお願いしましょう。
⑤ネックは反っていないか?
こちらも検品しているお店であれば無い話(のはず)ですが、指板の部分のネックが反っている(順ぞり・逆ぞりなどなど)ことがあるかもしれません。
多少の反りはいいのですが、素人の目で見て明らかに曲がっている場合は返品・修理です。
ウクレレを買った後に確認しておきたいこと 演奏編
上記の項目をクリアして、さて!これから楽しいウクレレライフが始まるよ♪というときに、初心者が1人で出来ないといけないことを書いていきます。
全くの初めて~1、2か月ほどでマスターしておいてほしいことです。個人差はあれど、ウクレレ演奏の基盤となる項目です。
①チューニングは毎回確認し、スムーズにできるようにする(重要)
この項目は超最大重要項目です!チューニングが1人で出来ないと、ギターを始め弦楽器はお話になりません。
某有名ミュージシャンも『チューニングが命』と言っています。チューニングが嫌な人は弦楽器をやらない方がいいです。ずっとついてまわる問題です。
毎回先生を呼んで、練習のたびにチューニングをしてもらうなんて贅沢なこともできませんので(笑)とにかくコレだけは出来るようにしてください。
そして絶対に練習する前には『必ず』チューニングをしてください。昨日したからしなくていい。とかは絶対にありません。
「昨日、家でしてきたからしない」なんて言って、めんどくさがる生徒さんもいますが、そんなのはオコですよ!😡 チューニングは練習中でもこまめにしてほしいくらいです。そしてそれをめんどくさがらない!です。
チューナーにも機能や画面の見やすさもあるので、初心者の人は『ウクレレ専用』のものか、『ウクレレとギター用』程度の限られたものを選ぶとよいでしょう。
②ウクレレをきちんと持てるようになる
教則本や動画を参考にして、ウクレレを正しい構え方で持てるようにしましょう。
体格差やウクレレの大きさなどで、構え方にも個性が出ますが、スッと抱え、正しい腕の動かしい方をマスターしましょう。
正しい腕の動かし方をしないと、腱鞘炎や肩こり・全身疲労などなどの弊害が出ます。鏡などを使い確認し、どうしても安定しない場合はストラップを使ってください。
そして指をきちんと立てて弦を押さえているか?手首の角度はどうか?ウクレレを握りすぎていないかどうか?を1つ1つ確認します。
ヘンなクセを付けてしまってからは、後で直しづらいので、最初の1~2か月が勝負です!(これは大事)
③ウクレレの音色や音量をきちんと聴いているか?
これも最初から意識してほしいです。間違った音で覚えてしまうと、のちのちの修正が大変です。
チューニングをきちんと行った後に演奏した音が正しい音になっているのかどうか?音色は?サスティーン(音の伸び)強弱は?などです。
分からない場合は録音して、客観的に確認しましょう。
④最低限の譜面(TAB譜でOK)を理解しているかどうか?
理想は、音符で見て演奏することですが弦楽器初心者はなかなか難しいです。弦楽器のTAB譜(指板を図式化したもの)を使い、コードを演奏していきます。
音楽・演奏経験のある方は、コードを弾いた時にそれが何の音を弾いているか?が分かると将来的に役に立ちます。
未経験の人は、とにかく自分の演奏で発せられた音の粒と音量を耳で確認しましょう。
耳で聞こえる音と共に、目でTAB譜を追う作業となりますが、譜面だけに気を取られる。手しか無理。などの状況にならないよう、先に譜面をきちんと理解しておき演奏に集中しましょう。
最初の1~2か月ほど、ゆっくり確実に演奏に向かい合いましょう
上の演奏編でも書きましたが、最初に変なクセを付けてしまうと、あとで修正するのが大変です。
買ってすぐは、見よう見まねでテキトーでも演奏したくなるというのも、とってもよく分かります!楽器を手に入れた=もう演奏できるみたいな感覚になります。
でもそんなに楽器というものは、簡単ではありません(笑)1つ1つ丁寧にこなしていかないといけません😊
楽しく演奏・練習するもの大切なので、ある程度満足したら、基本に戻って自分の出来ないことを出来るようになるよう、コツコツやっていってくださいね。
どうしても自分一人ではダメだな~という場合は、私のような講師に習うでもよし。楽器演奏ができる友人に見てもらうなどをして意見をもらうといいと思います。
正しい練習をコツコツと積み重ねるのが、最短で上達するコツです。
憧れのあの人を目指し、頑張ってくださいね♪
只今、グレーヌ音楽教室では、大人の生徒さん募集中です☆
こちらのお問い合わせフォームより、ご相談くださいね!
羽田カルチャーセンターでは随時、仲間を募集していますので、直接カルチャーセンターにお問い合わせください。
★羽田カルチャーセンターHPはこちら
https://www.culture.gr.jp/detail/index_44.html
教室の公式LINEでは、登録後スタンプを送ってくださいね。