ウクレレ関連

ウクレレは爪が短くないと無理なの?演奏できない?ちょっとした打開策もご紹介

2019年10月28日

 

東京都品川区大人の初心者のための音楽教室

~音楽のタネを一緒に蒔き育てましょう~

グレーヌ音楽教室  

講師の秋庭ミモザです 🙂

 

 

もうすぐ10月も終わりになり、2019年もあと2か月…。

 

毎年、当たり前のセリフになりますが、時が経つのが早いですね😅

 

当教室のニュースとしましては、地域密着型で音楽サークル的な事ができないかな?と現在、色々と思案中です。

 

音楽は聴くのもいいのですが、演奏も楽しいんです!本当に何かしらやってほしいんですよね・・。

 

もっと身近に、気軽に出来るように、何かやってみようと思っています。

 

 

ウクレレ演奏の時の左手の爪の長さ問題~短くないと演奏できない?~

今日はウクレレ演奏における爪の長さ(短さ)問題について、お話したいと思います。

 

私の個人的な意見なので一概に言えない部分もありますが、なにかの参考になればと思います。

 

おかげさまで、ストアカ(ストリートアカデミーさん)経由で、超入門ウクレレ講座の申し込みもイイ感じに増えてきており、楽しく講座をさせていただいております。😊

 

様々な方にウクレレを体験していただきましたが、何事もなく楽しんでくれていた場合は良いのですが、中には「思ったより難しい」「指が痛い」「音が出ない」「持ちにくい」などと、イメージしていたウクレレよりもマイナスイメージを持たれてしまう方も少なくはありません。

 

確かにウクレレは、小さくてかわいいし、持ち運びもラクで値段も安い楽器です。ギターには手が届かないけどウクレレなら・・・と思ってチャレンジする方もいるかと思いますが、小さいがゆえに難しい場合もあります。

 

小さい楽器=押さえる部分の面積も必然と小さくなる。ということはご理解いただけているのかな?と思いますが、手軽さ(持ち運び)を選ぶか、演奏時のラクさを選ぶか‥‥です。😂

 

また全くの未経験の方~中級の方が始めの方で感じるのが多いのが指が痛い問題。です。これは、私のInstagramにも書いたのですが、ある程度は慣れが必要です。

 

痛い問題についてはこちらの記事をどうぞ!

ウクレレを弾く指が痛い 女性の初心者にの方にむけてウクレレ講師がお話します

東京都品川区大人の超初心者のための ピアノ・キーボード・ウクレレ音楽教室 ~音楽のタネを一緒に蒔きましょう~ グレーヌ音楽教室 講師の秋庭ミモザです 🙂   本日、2020年6月1日。 &n ...

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痛い原因として、慣れていない、出来ないので無駄な力が入ってしまっている・イイ感じに弦をおさえることができない・指が動かない。などあるのですが、1~2か月くらい触っていればなんとなく出来るようになってきます。指先もだんだん硬くなってきますし、痛さにも多少慣れてきます。

 

しかし、左の爪が長い方は(弦をおさえる指の方)残念ですが、良い音を出すことがなかなか難しいと感じています。そして良い音が出ないと、かなり早い段階で心が折れてしまいますね・・・。

 

そして更に、その爪のまま演奏を続けようとしてしまうので、指の関節を無理矢理な方向に動かしてしまい、手首や腕まで痛くなってしまう始末

 

なので、残念なのですが私としては『左の指の爪は可能な限りでいいので、深爪しましょう』としか言うことができません😥

 

特に超初心者の時は、頑張って切った方がいいと私は思っています。ある程度コツが掴め、指先が硬くなって上手になれば、ウクレレの特徴も理解して、長いままでも演奏できるポイントが分かりますが、右も左も分からない時は、短めをおすすめします。

 

ですので、長いままでも演奏できないことはありませんが、長い爪で押さえられるコードには限りがあると感じるので、色んなジャンルを演奏するような、楽しいウクレレライフには結果的に、なりにくいかもしれません。

 

または、メロディー専門のウクレレ奏者になるか・・・。でもそれってウクレレでなくても良くなってしまうと思います😅

 

コード楽器なのでコード鳴らしたいですもんね‥‥。

 

ですので、オシャレなどの点からで、基本的に爪は伸ばしておきたい。という女性に対しては

 

『超初心者の3か月間程度は、可能な限りの深爪で練習をして、コツが掴めたら伸ばしてオシャレしましょう!』

 

と、お話しています。でも、短く切りそろえられたちんまりの爪にカワイイネイルしているのも、私は好きですけど💅

 

爪の問題の打開策

でも、何とか改善したい・ウクレレ演奏に相応しい指先になりたい。という女性のために、私が思いつくだけ考えた方法ですが、何かお役にたてば。と思いますが・・・

 

最初に言ってしまうのですが、令和のこの時代での画期的な打開策は思いつきませんでした :-|浅い知識ですが、ぜひ読んでみてください。

 

①なるべく深爪になろう!

女性の方でネイルアートなどしていて、基本的に爪が長い方は爪に肉がくっついている『ハイポニキウム』になっている方が多いかもしれません。女爪とかいうような言い方もあるようですね。

 

ハイポニキウムとは

爪下皮(そうかひ)といい、爪甲の下に異物が入るのを防いでくれています。このハイポニキウムが長いと、爪自体がキレイにみえるので、上手に伸ばしたい女性も多いです。

 

ハイポニキウムがあるのが良い、悪いということではなく、ハイポニキウムがある方が急に深爪にするととても痛く感じます。何だか肉を切ってしまうような感じになってしまうかと思いますが、角質なので肉を切っているわけではありません。

 

この場合、爪切りで切らずに爪やすりを使って、少しずつハイポニキウムを削っていきます。


 

爪やすりで削りつつ、毎日ウクレレを練習すれば自然と指先も慣れてきます。

 

ちなみになんですが、私は家系的にはこの女爪なタイプのはずなんですね。ちょっとのばすと比較的綺麗な縦方向に伸びてくれます。

 

しかし、子供の頃のクセで爪を噛むクセがあったため(今は無くなりましたが)、いつも爪が本来の長さの半分しかなかったんです😓

 

今でこそ、大人になりましたので爪が半分しかない!なんてことはありませんが、体質的に女爪である状態が常に短く切りそろえられているのは、子供の頃からの(悪い)習慣からなった。と言っても過言ではありません。

 

油断して爪を切らないでいると、私もハイポニキウムに悩まされる爪戻ってしまう。と言い換えることもできます。要は、爪のお手入れが必要。ということです。

 

 

②それでもダメな場合は指サック

あまり個人的にはオススメできないのですが・・・致し方ありません😓

 

深爪に挑戦したけどやっぱりなんかダメ!とか、どうしても深爪に出来ない方は、もう道具に頼りましょう!

 

必殺!指サックです!そう、あの事務のね、あの。です。


この写真はいかにも!ですので、半透明なやつや、かわいいのを探してもいいかと思います。

 

痛い指につけて、しばらく練習してみてもいいかもしれませんね。


一応、ギター用?というものありますが、どうなんでしょうか?使ったことがないのでなんとも言えませんが…。

 

これらはずっと使うのではなく、最初だけ。と決めておいて、いつかは外すことを考えて練習した方がいいですね。でないと、この指サックがないと演奏できない人になってしまうので、いざというときに弾けないということが起こってしまいそうです。あくまでも補助的で‥‥。

 

基本はゴム製品なので、弾くときに弦と指サックが絡まってしまうような感覚があり、良くも悪くも指がそこで固定されてしまうと思います。

 

そうすると、コードチェンジの時に指がすべらずに苦労するだろうな~と思いますし、押さえられるコードも限界が出てきます。=弾ける曲が限られる。

 

なので、使用する際はよく考えてみてくださいね。

 

爪が原因でないかもしれない場合は?

こちらも少し考えて、思いついたものを書いていきます。何かヒントになれば幸いです。

爪や指、手首が痛い時に少し考えてもいいかもしれない項目です。

 

①弦を変える

もし、今使っているウクレレの弦が硬いからだ。と感じている方は弦を変えてみるのもアリだと思います。

 

初心者向けの弦として

ナイロン弦・・・1番スタンダード

フロロカーボン弦・・・ちょっとおさえにくいかも?

ナイルガット弦・・・あまり初心者が使わなくてもいいかも

 

といった感じで、ナイロン弦一択なんですが、細さや太さもあるのでそこで少しかわるかもしれません。

 

②もらいもの・古いもの・手入れをしていないウクレレは調整が必要かも?

長年ケースにしまいぱなしのウクレレや、もらいものやあまり良い状態でない中古を手に入れたものをそのまま使っている方は、1度メンテナンスを楽器屋にお願いするものいいと思います。

 

日本の湿気で楽器に影響を及ぼしていることもありますし、弦が実は弾ける状態ではない。弦高(弦を押さえにくい高さになっている)など、原因があるかもしれません。

 

これは楽器屋さんに相談してみてくださいね。

 

③楽器の持ち方、構え方、弦をあてる角度を徹底的に研究する

初心者の頃は、楽器を構えること自体が難しい場合が多々あります。ですので、まずは持ち方・構え方を徹底的に研究し、どうしたら爪が長い状態でも出来るか?を自分なりに紐解く努力をしましょう。

 

教則本や、動画での勉強のための内容はあくまでも『爪が短い~普通の人向け』の内容・短いことが前提になっているはずですので、一応参考にしつつも「そうなんだ~」程度にします。

 

その後、それらの内容をかみ砕きつつも『自分にとって良い押さえ方の角度』ということを模索していく(他の人には当てはまらない場合があっても無視)という流れです。

 

『え?それって駄目じゃないの?』と思うかもしれませんが、極論で言えば楽器の持ち方や構え方にはルールはありません。両手(肘から下がない)が無く、足やアゴで演奏されている人もいます。

こういった方に『爪先がどうの~、手がどうの~』なんてレクチャーしても意味がないですよね?自分のスタイルを研究されてここまで来ているはずです。

 

ここまでは本当に極端な例となりますが、正解がない、という意味での良い例なので挙げておきました。

 

まとめ

ここまで紹介してきましたが、私の意見としてはやっぱりどうしても、爪は短い方がいいです。

 

弦をはじく右手の爪は長くてもいいのですが、左手は短い方がいいです。

 

ただ、これはだいたいの弦楽器に当てはまることなのでバイオリンでもギターでも爪問題は付いて回ります。

 

ピアノに関しても、長い方はなるべく短くされた方がいいです。鍵盤と爪が当たってカチカチなってしまいますし、なによりツルっと滑ったりして、溝にはまり、最悪の場合は流血します・・・。

 

ただし、どうしても爪を短く切ることが体質的に難しい、努力をしてみてもムリだった場合は、道具に頼ってみたり自分なりのベストポジションの角度を独自で見つけるという方向に努力のベクトルを変える。 という段階を踏むと良いでしょう。

 

総じて楽器演奏は爪が短い方がいいですよ、というお話でした。

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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