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才能って何? さかなクンに学ぶ「好きで続ける力」と、楽器が上達する本当の理由

~音楽のタネをまきましょう~

品川区 ピアノ・ウクレレ・マリンバ・カシオキーボード教室

 

すっかり桜も散ってしまい、もうすぐGWとなりますが、いかがお過ごしでしょうか。大井町には新しい商業施設大井町トラックスが開業し、週末はもちろんですが、たくさんの人の流れがあるようです。

 

山手線車庫を正面から見られる絶景は、なんともいえない、鉄道ファンでなくてもワクワクします。ぜひ遊びに来てくださいね。

 

今回は、生徒さんお悩みシリーズとして音楽の『才能』って必要?という部分からお話したいと思います。

 

才能といっても色んな角度からのアプローチがあると思いますが、私個人が1番大切ではないかな?と思う部分より解説していきます。

 

才能って何? さかなクンに学ぶ「好きで続ける力」と、楽器が上達する本当の理由

 

楽器を始めるとき、多くの人がこう感じます。

「才能がないと難しいのかな」 「うちの子、向いてない気がする」 「大人になってからでも上達できるの?」

この“才能”という言葉は便利ですが、 実はあなたやお子さんの成長を止めてしまうことがあります。

私はこれまで、子どもから大人、シニアの方まで、 さまざまな生徒さんと音楽を一緒に歩んできました。 その中で強く感じるのは、

楽器の上達は“才能”ではなく、“好きで続けられる心の形”で決まる

ということです。

そしてこの考え方を、 もっとも自然に、もっとも親しみやすく伝えてくれる人物がいます。

それが── さかなクン です。

 

1. 才能とは「最初の速さ」ではなく「続けられる心の形」

世の中では、 「才能がある人は最初からできる」 というイメージが強いかもしれません。

でも実際は、最初の飲み込みの速さは、 長い目で見るとほとんど関係ありません。

むしろ、最初にスッとできた人ほど、 途中で伸び悩んでしまうこともあります。

本当に大切なのは、

  • 苦手を避けない
  • 小さな変化を楽しめる
  • 練習を習慣にできる
  • 失敗を“情報”として扱える
  • 完璧を求めすぎない

こうした “心の扱い方” です。

これは生まれつきではなく、 誰でも後から身につけられるものです。

 

2. さかなクン──「好きすぎて続けていたら、専門家になっていた」人

さかなクンは、まさに “好きこそものの上手なれ”の象徴です。

  • 魚が好き
  • 観察が好き
  • 図鑑が好き
  • 水族館が好き

ただそれだけ。

「プロになろう」と思っていたわけではありません。 好きで続けていたら、 気づけば日本を代表する魚類学者になっていました。

努力というより、 “好き”が勝手に努力を連れてきたタイプ。

この軽やかさが、 音楽を学ぶ人にとって、とても大事なヒントになります。

 

3. 「好きで続ける」は、なぜ最強なのか?

さかなクンのように“好きで続ける”ことには、 科学的にも根拠があります。

 好きだと脳が「もっと知りたい」と働く

ドーパミンが出て、自然に集中できる。

 好きだと「失敗」が怖くない

失敗を“情報”として扱える。

 好きだと「練習」が苦にならない

義務ではなく、遊びに近い。

 好きだと「継続」が自然に起きる

続けることが最大の上達要因。

つまり、 好きで続ける=最強の才能 なのです。

 

4. 楽器が上達する人に共通する“心の使い方”

楽器が上達する人は、特別な能力を持っているわけではありません。 ただ、次のような“心の癖”を持っています。

  • 苦手を避けない
  • 小さな改善を楽しむ
  • 練習の順序を工夫する
  • 失敗を恐れない
  • 昨日より少しできるようになることを喜べる

逆に、続かない人は

  • 苦手を避ける
  • できない理由を探す
  • すぐに結果を求める

という癖を持ちがちです。

でも、これは“才能の差”ではありません。 ただの癖です。 そして癖は変えられます

 

5. 子どもは「褒められる」よりも「できた」で伸びる

よく「褒めて伸ばす」と言われますが、 実際に長く続く人・上達する人を見ていると、 褒められることよりも“できた”という実感に喜びを感じる人が多いのです。

  • 弾けた
  • 前よりスムーズになった
  • 先生の真似が再現できた
  • 難しい部分がつながった

こうした“再現成功”が、 子どもにとっても、大人にとっても、最大のご褒美です。

わたし
実際、私は子供の頃の実体験ですが、褒められることはあまりうれしくない子供でした。全然出来ていない箇所を「良く出来た」と言われてもね・・・とモチベーションが下がる子でしたが、皆さんはどうでしたか?

 

6. 大人が続けられない理由は“怠け”ではない

大人の生徒さんは、よくこう言います。

「上達したいんです」 「弾けるようになりたいんです」 「でも練習は苦手で…」

この気持ち、すごくよくわかります。

大人が練習を避ける理由は、怠けではありません。

本当の理由は「できない自分を見るのがつらい」から

  • 練習しても変わらない気がする
  • 完璧にできないと落ち込む
  • 他人と比べてしまう
  • 何をどう練習すればいいかわからない

こうした不安や迷いが、練習を遠ざけてしまうのです。

でも、これも“才能の差”ではありません。 ただの心理的ハードルです。

 

7. 才能とは“音楽を嫌いにならずに続けられる心の強さ”

最終的に、私が思う才能の定義はとてもシンプルです。

才能とは、音楽を嫌いにならずに続けられる心の強さ

  • 完璧でなくても続ける
  • できない日があっても戻ってくる
  • 自分のペースを大切にする

こうした心の在り方こそが、長期的な成長を決めます。

そして、その心の強さは、 正しい環境と、正しいサポートがあれば誰でも育てられます。

 

8. 「好きで続ける力」は、年齢を問わず育てられる

“好きで続ける力”は、 子どもだけのものではありません。タイプ別で書きます。

 大人は「理解力」と「目的意識」が強い

効率よく学べるため、短期間で伸びることも多い。義務教育でなんとなく受けていた音楽の授業などが脳に残っていたりする方もいて、音符への抵抗や学校で触れた楽器の種類なども関わってきます。スタート地点の差がかなりあると感じます。

理解力をフルに生かして、進んでいくと良いと思います。

子どもは「好奇心」と「吸収力」が強い

新しい音や動きを素直に楽しめる能力。ただしレッスンの時に感じるのは、極端な人見知りや幼少期に触れた童謡の種類(最近、保育園などではあまり歌わない?!)なども影響します。身体的能力の差はあまりない感じもあります。

身体的能力の差がないので、音楽の構造を自分なりに理解すれば一気に楽しくなり、楽器演奏が好きになります。

 シニアは「楽しむ力」が強い

人と比べず、自分のペースで音を味わえる。シニアと一括りにしても60代と80代では全然違いますし、好きな音楽もとても幅広いです。歌寄りの楽曲が好きなのか?バンド形式が好きなのか?クラッシックが好きなのか?など人によってピンポイントでジャンルが片寄ります。

なので「自分の好きなジャンルのみ」で絞って一貫入魂ごとく進めるといいと思います。

 

“好きで続ける力”は、誰でも後から育てられる力 なのです。

9. 「好きで続ける力」を邪魔するものは何か?

“好きで続ける力”は誰でも持っていますが、 それを邪魔するものがいくつかあります。 これを知っておくと、音楽との向き合い方がぐっと楽になります。

 完璧主義

「間違えたらダメ」 「できない自分が嫌」 という気持ちは、継続の最大の敵です。

完璧主義は一見“向上心”のように見えますが、 実は 「できない自分を責めるクセ」 のことが多い。

音楽は本来、 “できないところを見つけて改善する遊び” のようなもの。

完璧を求めるほど、音楽は苦しくなります。

わたし
プロでも100点満点の演奏なんて、そんなに連発できないものですよ。80点で最高!を目指しましょう!

 他人との比較

SNSや動画で上手な人を見ると、 「自分は向いてない」と感じてしまうことがあります。

でも、比較すべきは “昨日の自分” だけ。

さかなクンも、 他の研究者と比べて落ち込むのではなく、 「今日も魚がかわいい!」 という気持ちを大切にしてきました。

音楽も同じで、 自分のペースで楽しむ人が一番伸びる。

わたし
SNSなどの動画は編集できますから・・・・(笑)

 練習のやり方がわからない

練習方法がわからないと、 努力しても成果が出ず、続けるのがつらくなります。

これは才能ではなく、 ただの“方法の問題”

正しい練習方法を知れば、 誰でも上達できます。

わたし
YouTube動画など便利な反面、一方通行なので自分の欠点などはわからないまま進めてしまう可能性があるので、先生や上手な人に確認するといいですね。

 

10. 「好きで続ける力」を育てるための具体的なステップ

ここからは、 実際に“好きで続ける力”を育てるための シンプルで効果的な方法を紹介します。

 ① 小さなゴールを作る

「今日は1小節だけ」 「右手だけ」 「1分だけ」 これで十分です。

小さなゴールは、 “達成感の回数”を増やしてくれます。

 ② 成功体験を必ず作る

  • 昨日より滑らか
  • 音がきれい
  • 指が迷わなかった

こうした小さな成功が、継続の燃料になります。

成功体験は、 「もっとやりたい」 を自然に生み出す。

 ③ 完璧を求めない

完璧を求めると、練習が苦しくなり続きません。

「今日はここまでできた」 という視点が大切です。

音楽は“積み重ねの芸術”。 1日で劇的に変わる必要はありません。

 ④ 練習を“儀式化”する

  • コーヒーを淹れてから練習
  • 5分だけピアノに触る
  • 夜寝る前に1回だけ弾く

こうした“儀式”は継続を助けます。

練習を「やる気」ではなく “習慣”に変える のがポイント。

 

11. さかなクンが教えてくれる“続ける人の共通点”

さかなクンの生き方を見ていると、 “続ける人”には共通点があります。

 好奇心が強い

「もっと知りたい」「もっと見たい」という気持ちが自然に行動を生む。

 自分のペースを大切にする

他人と比べず、興味のままに進む。

 失敗を恐れない

失敗を“情報”として扱い、次に活かす。

 楽しむことを忘れない

義務ではなく、 “好きだから続ける” という姿勢。

これは、音楽にもそのまま当てはまります。

 

12. 音楽は「才能の競争」ではなく「自分の物語」

音楽を続けていると、 どうしても他人と比べてしまう瞬間があります。

でも、音楽は競争ではありません。

  • 自分のペースで
  • 自分の音を
  • 自分の人生の中で育てていく

“自分の物語”のようなもの。

さかなクンが魚を愛し続けたように、 あなたも音楽を愛し続けていい。

音楽は、 あなたの人生を豊かにするために存在しています

 

【参考】

さかなくんに関する記事

ダイアモンドオンライン URL

さかなくんエッセイ本 一魚一会URL

 

まとめ

いかがでしたでしょうか?少し熱弁してしまいましたが、せっかく勇気をもって始めた楽器演奏、すぐにやめてしまう人も多くこういった記事を書きました。

 

まずは「楽器演奏を好きになる」=それが生活の一部、当たり前になるまで。やってみませんか?

 

お悩みの方はぜひ教室までお問い合わせくださいね!

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