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楽器が上達する人の構造 ~努力・環境・素直さ・器用さの関係~

~音楽のタネをまきましょう~

品川区初心者からでもしっかり指導

ピアノ・ウクレレ・カシオキーボード・マリンバ教室

 

 

前回に引き続き、ブログの続きです。

 

その1:さかなクンにまなぶ「好き」の才能

才能って何? さかなクンに学ぶ「好きで続ける力」と、楽器が上達する本当の理由

~音楽のタネをまきましょう~ 品川区 ピアノ・ウクレレ・マリンバ・カシオキーボード教室   すっかり桜も散ってしまい、もうすぐGWとなりますが、いかがお過ごしでしょうか。大井町には新しい商業 ...

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その2:楽器習得における「才能」は必要か?練習設計の才能

続ける力は環境で育つ──忙しい現代人でも前に進めるレッスン設計

続ける力は環境で育つ──忙しい現代人でも前に進めるレッスン設計 才能シリーズ➁   楽器を習い始めるとき、多くの方がこう感じます。 「たくさん練習しないと上達しないのでは?」 「続けるには根 ...

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シリーズとして書きましたので、また読んでいない方はぜひこちらも合わせてお読みください。

 

楽器が上達する人の構造 ~努力・環境・素直さ・器用さの関係~才能シリーズ③

 

楽器を習い始めると、多くの人が「自分は上達できるのか」「才能があるのか」と不安を抱きます。
しかし、長年レッスンをしていると、上達する人には明確な構造があることが分かってきます。

それは、
努力(練習)・環境・素直さ・器用さの4つが上達の土台をつくっている
ということです。

 

そして重要なのは、
この4つは“才能”ではなく“自分・親・講師それぞれで設計できる条件”である
という点です。

子どもでも大人でも、ピアノでもギターでも、バイオリンでも管楽器でも、
この構造が整えば必ず上達します。

 

上達には構造がある

「才能がある人だけが上達する」
これは完全に誤解です。

実際には、上達する人には次の4つの共通点があります。

努力(練習の設計)

環境(楽器・レッスンの質)

素直さ(吸収力)

器用さ(初期条件)

この4つが組み合わさることで、上達のスピードが決まります。

 

ただし、ここで強調したいのは、どれも後から整えられるということです。

 

「覚えが悪いから…」
「人より時間がかかるから…」
と最初からバリアを張る必要はありません。

 

むしろ、
【バリアを張らない人ほど上達が早い】
というのが現場で見てきた事実です。

わたし
これ、本当に大人の生徒さんで多くて・・・・「人より2倍時間かかりますから」とか「覚えられない、これは子供のころからなんです」とかね。残念な話ですけど、こういう人は続かないです・・・。こういう『負の感情』は本当にいらないですと痛感します。人と比べて何もいいことありませんよ・・・

 

努力は“量”ではなく“設計”で決まる

楽器の上達に努力が必要なのは事実です。
しかし、必要なのは“量”ではありません。

大切なのは、
努力の設計 です。自分がどう努力できるか?を考えます。

1.忙しい人でも続けられる短い練習

2.成功体験を積み重ねる練習

3.レッスン内で前に進める構造

4.「できた」を実感できるステップ設計

これらが整っていれば、練習時間が少なくても上達できます。

逆に、
「私は覚えが悪いので…」
「練習が苦手で…」
と最初から自分を下げる人は、努力の設計以前に“心の壁”ができてしまいます。

音楽は、
できないところから始まるものです。
できない自分を責める必要はありませんが、
“できない前提”で来る必要もありません。

わたし
最初はみんな初心者です。 というのは音楽に限らずですよね。

 

 

環境は「上達のスピード」を決める

音楽・楽器習得での環境とは、

1,楽器の質

2,レッスンの質

3,練習しやすい空間

4,家族の理解
など、外側の条件すべてを指します

 

特に楽器の質は、初心者ほど影響を受けます。

鍵盤が軽すぎる、弦高が高すぎる、

音が出にくい、チューニングが狂っている、

タッチが不安定、弦がかたく指が痛くなる

ペダルが効きにくい、音の強弱がつけられない等

 

こうした楽器は、
初心者にとって“できない理由”を増やしてしまいます。

 

逆に、弾きやすい楽器は成功体験を増やし、「できた!」という感覚を育てます。

わたし
理想を言えば、最初から良い楽器(整備された楽器)の方が上達の早道だと思います。初心者セットなどは本音を言えば避けた方がいいけど、お試しで始めるのであれば良いと思います。ただし続けると決めたら早めにバージョンアップした方がいいでしょう。

 

環境は、
上達のスピードを大きく左右する要素 です。お子さんであれば親の理解、レッスンへのサポート(レッスン課題と学校の宿題と紐づけしてみたりして習慣化させる)、小さい子であれば送迎も含まれますね。

 

大人の生徒さんであれば、同居する家族の理解、近所への騒音問題を起こさない配慮、練習する時間帯など

わたし
練習していて「楽しい」と思える環境づくりが大切ですね!

 

素直さは「吸収力」

上達する人の共通点のひとつが、素直さ=吸収力 です。

ここでいう素直さとは、
「先生の言うことをそのまま聞く」という意味ではありません。

・とりあえず試してみる

・完璧を求めすぎない

・できない理由より、できる方法を探す

・変化を受け入れる柔軟さ

こうした姿勢がある人は、驚くほど伸びます。

 

逆に、
「私は覚えが悪いので…」
「人より時間がかかるので…」
と最初から“できない理由”を準備してくる人は吸収力が低くなり、上達が遅くなります。

これは性格の問題ではなく、姿勢の問題 です。姿勢は、いつからでも変えられます。

わたし
子供の生徒さんが伸びる理由は、やはりココだと実感します。子供はあまり言い訳しない(たまにいるけど(笑))人より出来ないから、時間かかるから。とは言いません。そしてレッスン中はとりあえずやってみます。本当に大事なので2回言いました(笑)

 

器用さは「初期条件」

器用さは、スタート地点の違い にすぎません。

元々指が動きやすい人。生まれた時からリズム感がある。音の変化に敏感。

こうした“初期条件”がある人は、確かにスタートが早いです。

 

わたし
遺伝子的な問題(親からの指先の器用さなど)も勿論ありますが、私の両親や家族は誰も楽器弾けません!ですので遺伝子もある意味、言い訳にはなりません。反対に私自身は縫物や編み物や工作などが苦手です・・・。ここからも多少の有利さもありつつも、100%手先の器用さなども関係ありません!

しかし最終的な上達は、器用さより環境と姿勢で決まります。

不器用でも、

努力の設計

素直さ

良い環境

これらが整えば、必ず伸びます。

そして正直に言うと──
「私は不器用だから…」と最初から言う人ほど伸びません。

理由は簡単で、
最初から“できない自分”を守るためのバリアを張ってしまうからです。

不器用かどうかより、
バリアを張らない人のほうが圧倒的に伸びる
というのが現場の真実です。

 

4つの要素は「才能」ではなく「設計できる条件」

ここまでの4つの要素は、才能ではなく 設計できる条件 です。

努力=時間の設計

環境=外側の設計

素直さ=姿勢の設計

器用さ=初期条件(変えられないが補える)

つまり、
上達は“才能”ではなく“設計”で決まるということです。

そしてもうひとつ大切なことがあります。

最初から「できない理由」を並べる人は、この設計の恩恵を受けられない。

逆に、

前向きに試せる人は、この設計の中で必ず伸びる。

あなたが音楽を楽しみながら上達していくために、必要なのは才能ではなく、前に進む姿勢と、整った環境だけ です。

わたし
大事なことだから何度もいいますよ!心に壁を作らないでね~!(しつこい)

 

まとめ

今回は、才能(ではない)シリーズ3でした。ちょっとしつこいくらいになってしまいますが、とにかく楽器習得を諦めてほしくないので何度も書かせていただきました。

・上達には構造がある

・努力・環境・素直さ・器用さの4つが関係する

・どれも後から整えられる

・才能ではなく、設計で上達は作れる

・「できない理由」を最初から準備する必要はない

・前向きに試せる人は必ず伸びる

 

これらは本当に大事です。楽器習得は決して簡単ではありません。くじけるし、成長も自分で気づきにくいことも多いです。

 

自分には才能がないから・・・という言葉で楽器習得をあきらめるための決定打にしてほしくないし、私も才能があると今も思っていません。とにかく「楽しむ」ことだけを考えて日々練習していきましょう!

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